2025年11月
10月プログラム例会卓話 「児童養護施設の現状と支援の必要性について」
10月例会卓話「児童養護施設の現状と支援の必要性について」
2025年10月15日
担当:奉仕プログラム委員会
「虎伏学園」前田総合学園長にご出席いただき、今年度奨学金への応募にあたり、改めて児童施設への支援の大切さ、奨学金の必要性などについてご講演頂きました。
《夢を拓く奨学金》
SI和歌山では2022年5月・認証50周年を記念して、女子高校生が大学や専門学校に進学するための奨学金制度を立ち上げました。
ソロプチミスト「夢を拓く:女子中高生のためのキャリア・サポート」の一環として日頃より交流のある和歌山3児童養護施設の女子生徒を対象に給付型奨学金で彼女たちの夢が叶うよう支援できればと思い、設立に至りました
講師 児童総合施設「虎伏学園」理事長・総合学園長 前田哲也様
児童施設とは:保護者のいない、あるいは様々な理由で家庭での養育が困難な児童に安定した生活環境を提供し、心身共に健やかな成長と自立を支援する施設です。
(2才から18才必要があれば、18才以上22才まで措置延長が可能となる)
資料をもとに里親数、施設数、児童数などの状況報告
要保護児童数の推移、児童養護施設の児童の年齢、在所期間、措置理由
障害等のある児童の増加を説明されました。
支援の必要性ついて
高校への進学率は99%に上がっており、短大、大学、専門学校への進学の希望者がふえつつあるが、多くは金銭的な問題を抱えている為、奨学金制度を頼っている状況
返済型の奨学金制度は、卒業後の負担が大き過ぎるため、返済が不要な給付型奨学金制度は大変ありがたい。
今年度は希望者がいるので、ぜひ貴クラブに応募させたいと話されました。
| 2025.11.02 Sunday 19:07 |